【リハビリコラム】シワについて

【リハビリコラム】シワについて

4月下旬となり、少しずつ過ごしやすい気温になってきましたね!最近は寒暖差もすごいので、体調には気を付けてください!!

さて、今回も前回に引き続き美容系についてお話していこうと思います!!年齢とともにシミや顔のたるみ、シワが気になりますよね・・・。そこで今回は「シワについて」お話していきます。

 

シワができる原因とは

シワは加齢と共にできると思いがちですが、実は乾燥、紫外線などいろんな原因があります。

・乾燥(小ジワの原因として多い)

肌の乾燥や加齢によって肌の水分が少なくなることでスジができやすくなります。これが小ジワとなり、だんだん深いシワになっていくそうです。

・紫外線

紫外線は肌の乾燥だけでなくコラーゲンやエラスチン(肌のハリを形成するのに役立っているタンパク質)の減少を招くそうです。長年にわたる紫外線ダメージの蓄積によって、深いシミや小ジワの原因に・・・。

 

・ライフスタイル

スマートフォンやタブレットの使用中に思わず眉間にシワがよっていることはありませんか?そういった表情のクセは肌に刻まれ、真皮の状態によっては定着シワに育ってしまうこともあるみたいです。また、強いストレスや睡眠不足、喫煙、激しい運動は活性酸素(呼吸によって取り込んだ酸素の一部が活性酸素に変わり、体内で発生して細胞にダメージを与え、身体を酸化させてしまう物質)を発生、肌を酸化させて真皮にもダメージを与えるので、定着シワの原因になってしまうそうです。

 

・加齢によるホルモンの減少

加齢とともに女性ホルモンの分泌が減ってくると、皮膚のコラーゲンやエラスチンの量も減少してしまいます。そのため、深いシワが刻まれやすくなり、特に首、おでこ、目の下、目尻のシワが目立ちやすい傾向になるそうです。

 

シワ対策

紫外線対策や保湿が大事になってきます。その他にも表情筋を鍛えることで、肌をしっかり支えられるようになるそうです!!

今回は、表情筋のトレーニングである、「あおあおういうい体操」を紹介します。

ポイント:「口を開ける・閉める」をしっかり意識する!!

声を出して行うと意識しやすく、まずは1日1回を目標に、習慣づけて取り組んでみてください!

 

マッサージ方法

皆さんは、マッサージをしているつもりで肌をこすったり、肌を引っ張り上げたりと間違ったマッサージをされていませんか?

肌が乾燥した状態や強い力でマッサージを行うと、摩擦によって肌に負担がかかり、かえってシワが増えてしまう原因になります。また、顔にあるリンパの流れや筋肉の方向を意識せずに行うと、流れに逆らうことで皮膚が伸びてたるみ、結果としてシワが深くなってしまうこともあるそうです。

セルフマッサージをするときは・・・

・摩擦が起こりにくいよう、マッサージクリームを塗る

・肌に負担がかからないよう、優しく行う

・リンパの流れや表情筋の方向に沿って行う

この3つのポイントを押さえて、正しい方法を心掛けましょう。

 

リンパの流れとは

マッサージをするときには、「顔の中心から外側へ」「顔から首へ」「首から鎖骨へ」の3つの流れを意識してマッサージをすることで、老廃物の滞りを防ぐことができます。

 

表情筋の方向とは
顔には眉や頬、口など様々な部位を動かして表情を作り出す表情筋があります。同じ筋肉を使っていると皮膚の形状記憶によりシワが残りやすく、反対に使っていない筋肉があると表情筋が低下し、たるみによるシワの原因にもなると考えられています。

表情筋はたくさんの筋肉がありますが、今回はその中で意識しやすい主な表情筋を5つ紹介していきます。

 

・前頭筋:眉上から額全体にかけて縦に伸びている筋肉。眉を上下に動かす役割がある。

・眼輪筋:目の周囲に位置し、目の開閉運動を担う。

 

・頬筋:上顎の関節から口角にかけて発達している筋肉で、口角を上げる働きをしている。

 

・口輪筋:口の周囲にある筋肉で、口元の表情を作る動きをしている。

・笑筋:口元から左右の頬にかけて発達している筋肉で、微笑んだ表情やえくぼを作る。

マッサージをするときは、それぞれの筋肉の方向に沿ってほぐすと良いです

 

2回続けて美容系についてお話しましたが、シミやシワ対策で大事なのは保湿・紫外線対策が一番大事だと改めて気づきました。皆さんも今後もきれいなお肌でおり続けるために、今からでも保湿・紫外線対策をしっかりしていきましょう

  
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