【リハビリコラム】シミについて

【リハビリコラム】シミについて

皆さん、3月になり過ごしやすい気温になってきましたねそれと同時に花粉や紫外線も増えており、お肌トラブルも増えてきますそこで今回はいつもと違って、美容系についてお話していこうと思います今回はみんなが気になる「シミについて」お話していきます

 

シミとは・・・?

肌に黒色メラニン(メラニンが黒色したもの)が過剰に蓄積し、肌が部分的に茶色にみえる状態のことをいいます。

黒色メラニンとは、シミの原因になるため「肌の敵」と思いがちですよね??実は紫外線によるダメージから肌を守る働きをもっています。

 

黒色メラニン(シミ)ができるメカニズム

黒色メラニンは、毎日メラノサイト(メラニン形成細胞)で生成され、そのあと体外へ排出されます。健康な肌では、ターンオーバー(新しい細胞と入れ替わること)によって、この生成とバランスが保たれています。ところが、紫外線を浴びすぎたり、ターンオーバーのサイクルが乱れたりすると、黒色メラニンの生成と排出のバランスが乱れ、黒色メラニンが表皮に過剰に蓄積されてしまいます。この過剰に蓄積された黒色メラニンがシミ・そばかすの原因になります。      

 

シミには5つの種類があります。

老人性色素斑

紫外線による刺激でできるシミ

 

炎症後色素沈着

ニキビや傷、虫さされなどで肌が炎症を起こした後にできるシミ

炎症が刺激となり、メラニンが過剰生成されてしまうことが原因で、時間とともに自然に消えていくことが多いですが、紫外線を浴びるとシミとして残りやすくなります。

 

肝斑

ホルモンバランスが大きく変化する妊娠中やピルを服用中の人にできるシミ

 

そばかす

遺伝的な要因で発生するシミ

5~6歳の幼児期からでき始めることが多く、成長と共に増え、青春期に濃くなるそうです。それ以降はだんだんと薄くなるようですが、個人差はあるようです。また、春から夏は目立ちやすく、秋から冬にかけて薄くなる傾向があるそうです!

 

対称性真皮メラノサイトーシス

左右対称にあらわれ、多くは成人以降で発生し、頬のあたりにあらわれることが多いシミ

しかし、原因はわかっていないようです。

 

●シミができやすい人の特徴

色白、遺伝

色白の人は、もともとのメラニン量が少ないため、紫外線を浴びるとメラニンが過剰に生成されやすくなってしまうそうです。

 

バリア機能の低下

肌の水分量が少なく乾燥していると、角質層のバリア機能が低下してしまいます。そうなった場合、紫外線のダメージを受けやすい状態になるため、メラニンの過剰生成を招いてしまうそうです。

生活習慣

体内の活性酸素(呼吸によって取り込んだ酸素の一部が活性酸素に変わり、体内で発生して細胞などにダメージを与え、身体を酸化させてしまう物質)は、肌のメラノサイトを刺激してメラニンの生成を促進する働きがあります。

※食品添加物の多い食事、アルコールの摂り過ぎ、喫煙、ストレスも活性酸素を増やす原因になるそうです・・・。

 

●シミ対策

夏だけではなく、年間を通して紫外線対策を!!

春から夏にかけて紫外線は増えていきますが、秋から冬も紫外線はゼロではありません。

日焼け止めは時間が経つと時間とともに、落ちてくるので2~3時間おきに塗り直すのがベスト!!

※雪のある場所は、紫外線が雪に反射して夏の2~3倍強いそうです・・・

 

正しいスキンケアで肌のバリア機能をキープ

化粧水や乳液などでしっかり保湿を行い、乾燥を防ぐことが大切です!

 

質の良い睡眠を

睡眠中に増える「成長ホルモン」は、ターンオーバーや肌のダメージの修復を促す効果があるそうです。

 

栄養のとれた食事を心がけよう

野菜だけではなく、肌の材料になるたんぱく質(肉・魚・卵・大豆食品など)もバランスよくとりましょう。活性酸素によるダメージを抑える働きが期待できるそうです。

 

最後に!!

一度できてしまったシミは、スキンケアではなかなか改善しにくいものです。シミを作らない・増やさない・濃くしないためには、毎日の日焼け止めと丁寧な保湿ケアを継続することが大切です!

私自身もシミ対策が全然できていなかったので、今回いい勉強になりました!全てが正しいかはわかりませんが、皆さんも参考程度に読んで頂けていたら嬉しいです!また、次回も違うテーマで美容のお話ができたらなと思っているので、お楽しみに~

  
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